「腹積もり」の意味と使い方や例文!「 心づもり」との違いは?(類義語)

【言葉】
腹積もり

【読み方】
はらづもり

【意味】
心中でおおよそ見積もること。あらかじめそうしようと思っていること。

【類義語】
・心積もり
・予定

「腹積もり」の使い方

健太
クリスマスにゲーム機をもらう腹積もりだったのに、コロナ禍でサンタクロースが入国できないんだって。
ともこ
サンタクロースにまで影響がでているのね。
健太
収束したら来てくれるかな。
ともこ
来年二年分持ってきてくれたらいいわね。

「腹積もり」の例文

  1. こちらが止まった隙に包囲の輪を縮める腹積もりだろう。(福井晴敏 終戦のローレライ 上)
  2. 舷洲先生の腹積もり如何では、追っ手だってかかったかもしれない。(宮部みゆき 孤宿の人 上)
  3. 遺産を相続したら家を建て替える腹積もりだったが、遺産は残されていなかった。
  4. 家業を息子に継がせる腹積もりだったが、息子にその意思はなかった。
  5. 今しっかり働き、50歳で早期退職する腹積もりだ。

「腹積もり」と「心づもり」との違いは?

腹積もり」に似ている表現に「心づもり(こころづもり)」があります。

心づもり」とは、「心中でおおよそ見積もること。あらかじめそうしようと思っていること。」という意味です。

腹積もり」も「心づもり」も、あらかじめそうしようと思っていることをいい、同じ意味で使われます。

しかし「腹積もり」は、策略や魂胆のようなマイナスのニュアンスを含んで使われることが多い点が違います。