「引く手あまた」の意味と使い方や例文!褒め言葉なの?(語源由来・類義語・対義語)

【言葉】
引く手あまた

【読み方】
ひくてあまた

【意味】
自分の方に来させようと誘う人が多い。

【語源・由来】
「引く手」は、舞で手を手前に引き寄せる意。

【類義語】
・引っ張りだこ
・売れっ子
・人気者
・モテモテ

【対義語】
・鳴かず飛ばず
・閑古鳥が鳴く
・うだつが上がらない

「引く手あまた」の使い方

健太
今の学生の就職活動は引く手あまたなんだって。
ともこ
いいわねえ。うらやましいわ。
健太
僕たちの時代はどうなるだろうね。
ともこ
氷河期再来はやめてほしいわ。

「引く手あまた」の例文

  1. あの俳優は、今乗りに乗っていて引く手あまただ。
  2. 昔は帰国子女の英語力なら引く手あまただったろうが、今はそのレベルならいくらでもいる。
  3. 優秀なエンジニアは引く手あまたで、ライバル社に引き抜かれることもある。
  4. 彼は数多くのチームを優勝に導き引く手あまたな指導者だ。
  5. そのスキルがあれば引く手あまたになると思う。

褒め言葉なの?

引く手あまた」は、自分の方に来させようと誘う人が多いことをいいます。

多くの人から求められていることをいうので褒め言葉です。

就職や恋愛で使うことが多いです。