「膝を抱える」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
膝を抱える

【読み方】
ひざをかかえる

【意味】
自分の膝を両腕でかかえこむ。ひとりでさびしくしているさまや、考えこんでいるさまにいう。

【類義語】
・膝を抱く

「膝を抱える」の使い方

ともこ
健太くん。ソファーがあるのに、何でソファーの下で膝を抱えて座っているの。
健太
日本人だから、床の方が落ち着くんだ。
ともこ
最高級ソファーだから、座り心地は良いはずよ。
健太
それでも、畳には敵わないよ。

「膝を抱える」の例文

  1. 暮れかけた空気の中で膝を抱えるのは、もう趣味と呼んでも良いだろう。(山田詠美 姫君)
  2. 自分でも知らないうちに身体を床に横たえていた。膝を抱えるように背を丸めた。(伊坂幸太郎 ゴールデンスランバー)
  3. 健太くんは、暗い部屋の片隅で膝を抱え唇を噛みしめていた。
  4. 3列シートの3列目は狭く、身長が高い健太くんは、膝を抱えて座る形になる。
  5. 膝を抱える体育すわりは、内臓を圧迫し、腰にも悪いと言われている。