「腐れ縁」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

【言葉】
腐れ縁

【読み方】
くされえん

【意味】
離れようとしても離れられない悪縁。なかなか断ち切れない好ましくない関係。くさりえん。

【類義語】
・しがらみ
・悪縁

【対義語】
良縁

「腐れ縁」の使い方

健太
あの人は幼馴染なの?
ともこ
知り合って十年、彼とは腐れ縁ね。
健太
へえ。恋人ではないの?
ともこ
戦友とか同士みたいなもので、恋愛関係じゃないわ。

「腐れ縁」の例文

  1. 健太くんとは学生時代からの腐れ縁です。
  2. 彼女とは今では腐れ縁でつながっています。
  3. 警察庁は、芸能興行関係者に暴力団との腐れ縁を絶つよう強い調子で警告した。
  4. ここまでくると、腐れ縁も極まれりというところだ。どちらも相手に、小指の爪ほども期待していないのに、決定的に別れられないでいる。(森瑤子 少し酔って)
  5. しかし大地震か大火事かの為に小穴君の画も焼けてしまへば、今度は或は小穴君の名も僕との腐れ縁の為に残るであらう。(芥川龍之介 僕の友だち二三人)