「見極める」の意味と使い方や例文!「見抜く」「見破る」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
見極める

【読み方】
みきわめる

【意味】
①最後まで見てどうなるかを確かめる。
②十分に見つめ、その真偽や価値などについてはっきりと判断をつける。

【類義語】
・見定める
・見据える

「見極める」の使い方

ともこ
健太くんは、おいしい店をたくさん知っているのね。
健太
おいしいものが好きなんだ。
ともこ
どうやっておいしい店を見極めるの?
健太
たくさん食べに行くと、店構えで見極めることができるようになるよ。

「見極める」の例文

  1. 飛び出すタイミングを見極める
  2. なにが真実かは自分自身の目で見極めなければならない。
  3. 審査員がオーディション参加者を見極める
  4. 相手の強さを見極めることができない健太くんは、無謀な戦いを挑んだ。
  5. ヒヨコの雌雄を瞬時に見極める

「見極める」と「見抜く」「見破る」との違いは?

見極める」に似ている語に「見抜く(みぬく)」「見破る(みやぶる)」があります。

「見極める」と「見抜く」の違いは?

見抜く」は、「表に現れない本質や隠された真相を推測して完全に知る。見透かす。洞見する。」という意味です。

見極める」も「見抜く」も、表に現れない本質や隠された真相に関することをいいます。

しかし「見抜く」は、隠されていることを鋭い眼力で見透かすことをいいます。

対して「見極める」は、真偽や価値などについてはっきりと判断をつけることをいいます。

「見極める」と「見破る」の違いは?

見破る」は、「人に知られないように隠された物事の存在や内容を推測して完全に知る。隠し事や企みを見抜く。」という意味です。

見極める」も「見破る」も、隠された物事に関することをいいます。

しかし「見極める」は、真偽や価値などについてはっきりと判断をつけることをいいます。

対して「見破る」は、隠されていることやうそなどを察知することをいいます。