「見守る」の意味と使い方や例文!「温かく見守る」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
見守る

【読み方】
みまもる

【意味】
①無事であるように注意しながら見る。また、なりゆきを気をつけながら見る。
②目を離さずにじっと見る。

【類義語】
・見つめる
・熟視する
・凝視する

【対義語】
・見放す

「見守る」の使い方

健太
見守り隊のみなさんがいるから、安心して登下校ができるね。
ともこ
朝早くからありがたいわよね。
健太
朝早くと言えば、校長先生は朝6時くらいに登校して、学校のまわりを掃除しているんだよ。
ともこ
知らなかったわ。生徒を見守るいい先生よね。

「見守る」の例文

  1. なにか精神性の高いことをしているに違いないと思って見守るんですね。(小川洋子 藤原正彦 世にも美しい数学入門)
  2. 父は畳一畳ほどの前をじっと見守って遠いことでも考えているようだった。(有島武郎 親子)
  3. 病院ではなく長く住んだ家で、家族に見守られながら死にたい。
  4. その分別が彼女に、今は黙って事態の推移を見守るようにと教えていた。(宮部みゆき 模倣犯上)
  5. けれども立ったなりじっと彼の様子を見守らずにはいられなかった。(夏目漱石 硝子戸の中)

「温かく見守る」とは?

見守る」を用いた表現の一つに「温かく見守る(あたたかくみまもる)」があります。

温かく見守る」とは、思いやりやいたわりの心で、注意しながら見ることを言います。

【例文】

  1. 子供が本当にピンチになるまで口を出さず、温かく見守る
  2. 校庭の大ケヤキが、子供たちを温かく見守るように葉をそよがせている。