「毛頭ない」の意味と使い方や例文!ビジネスで使う際の注意点は?(語源由来・類義語)

【言葉】
毛頭ない

【読み方】
もうとうない

【意味】
毛の先ほども。少しも。いささかも。

【語源・由来】
毛の先ほどもないの意。

【類義語】
・みじんもない
・さらさらない

「毛頭ない」の使い方

ともこ
健太くんは、また余計な口をはさんだの?
健太
口をはさむつもりは毛頭なかったんだけど、目の前で揉めている二人を見ていたら放っておけなかったんだ。
ともこ
放っておけばいいのに。巻き込まれて怪我をするなんて愚か者のすることよ。
健太
もう二度と人の喧嘩に口をはさまないよ。

「毛頭ない」の例文

  1. この地に骨を埋める気は毛頭ない
  2. 安定した生活を捨てて危ない橋を渡るつもりは毛頭ない
  3. 私は常識的な人間だというつもりは毛頭ない
  4. ともこちゃんは、私に数学を教える気は毛頭ないらしい。
  5. 誤解をさせたようだが、皮肉をいうつもりは毛頭ない

ビジネスで使う際の注意点は?

毛頭ない」はビジネスでも使われる表現です。

しかし「毛頭ない」に敬意は含まれていないため、「毛頭ありません」という形で使った方が良いでしょう。

また、「毛頭ない」は、相手の意見などを強く否定する意で使われるので、両者の間に溝を作りかねない言葉です。そのことに留意して使いましょう。