「追い打ち」の意味と使い方や例文!「追い討ち」「追い撃ち」との違いは?(類義語)

【言葉】
追い打ち

「追い撃ち」「追い討ち」とも書く。
【読み方】
おいうち

【意味】
逃げる敵を追い討つこと。転じて、ひるんでいる者にさらに打撃を与えること。

【類義語】
・追撃

「追い打ち」の使い方

健太
PK戦の末に負けて落ち込む彼に、ファンが心無い言葉で追い打ちをかけたんだよ。
ともこ
それはファン失格よね。
健太
人間なんだから、プロだってプレッシャーに負ける時があるよね。
ともこ
次の試合で取り戻せばいいだけの話よ。

「追い打ち」の例文

  1. 飢饉に追い打ちをかけるように疫病が流行した。
  2. 落ち込んでいる健太くんに追い打ちをかけるように数々の不幸が襲った。
  3. 失業した僕に追い打ちをかけるように、癌であることが分かった。
  4. コロナ禍に猛暑と干ばつによる電力不足が追い打ちをかけた。
  5. 氷河の溶解に大雨が追い打ちをかけ、水位が上昇し危険水域に達した。

「追い打ち」と「追い討ち」「追い撃ち」との違いは?

追い打ち」は、「追い討ち」「追い撃ち」とも書きます。

「追い打ち」と「追い討ち」の違いは?

追い討ち」の「討ち」は、「追い打ち」の「打ち」と同語源で、攻撃することをいいます。

なので「追い討ち」も「追い打ち」も、同じ意味です。

「追い打ち」と「追い撃ち」の違いは?

追い撃ち」の「撃ち」は、「追い打ち」の「打ち」と同語源で、武器などで打撃を与え敵を倒すことをいいます。

なので「追い撃ち」も「追い打ち」も、同じ意味です。