「大まか」の意味と使い方や例文!「大雑把」「ざっくり」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
大まか

【読み方】
おおまか

【意味】
綿密でないさま。おおざっぱ。

【類義語】
・大雑把
・大体

【対義語】
・細か

「大まか」の使い方

ともこ
健太くんは、お金に大まかね。
健太
せこせこしているとお金に嫌われてしまうような気がするよ。
ともこ
大まか過ぎてお金が離れて行くわよ。
健太
過ぎたるは及ばざるがごとし。大まか過ぎてもお金に嫌われるのか。

「大まか」の例文

  1. 労働者は、大まかにいってブルーワーカーとホワイトワーカーに二分される。
  2. 方位磁石がなかったので、星を見て大まかな方角を知った。
  3. 桃から生まれた桃太郎が鬼退治をして英雄になるというのが、大まかなストーリーです。
  4. 大まかな作業手順を伝えておくので、詳細はこれで確認してください。
  5. 大まかに計算すると3万円くらいです。

「大まか」と「大雑把」「ざっくり」との違いは?

大まか」に似ている表現の一つに「大雑把(おおざっぱ)」「ざっくり」があります。

「大まか」と「大雑把」の違いは?

大雑把」とは、「こまかい事にこだわらないさま。粗雑なさま。おおまか。」という意味です。

大まか」も「大雑把」も、細かい点までは行き渡らないことをいいます。

しかし「大まか」は、内容の主要部分を大きくとらえることをいいます。

対して「大雑把」は、内容を深く吟味することなく、大体のところをとらえることをいいます。

大雑把」の方が、「大まか」よりも雑なニュアンスです。

「大まか」と「ざっくり」の違いは?

ざっくり」は、
①一気に切ったり割ったりするさま。その切れ目・割れ目が深いさま。ざくり。
②小石を踏んだり金銭をつかんだりする音。
③編み方や織り方が粗いさま。
④大雑把なさま。

という意味です。

大まか」も「ざっくり」も、大雑把なことをいいます。

しかし「ざっくり」は、「一気に切ったり割ったりするさま。小石を踏んだり金銭をつかんだりする音。編み方や織り方が粗いさま。」という意味がある点が「大まか」と違います。