【言葉】
さらさらない
【意味】
決して。少しも。絶えて。
【語源・由来】
「さらさら」は、「更々」と書き、今更、今新たにの意。
【類義語】
・みじんもない
・毛頭ない
「さらさらない」の使い方
今日の肝試し大会に参加するの?
行く気はさらさらないよ。僕は忙しいんだ。
怖いんでしょう?
怖くなんかないや。本当に忙しいんだ。
「さらさらない」の例文
- 健太くんは、額に汗して働く気などさらさらない。
- 喧嘩を売る気はさらさらない。
- ともこちゃんに対する思いやりの気持ちなんてさらさらない。
- 主君のためなら命をなげうってなんて気持ちはさらさらない。
- 作品の良し悪しについて偉そうな事を言うつもりはさらさらない。
「さらさらない」と「毛頭ない」の違いは?
「さらさらない」に似ている表現に「毛頭ない(もうとうない)」があります。
「毛頭ない」とは、「毛の先ほども。少しも。いささかも。」という意味です。
「さらさらない」も「毛頭ない」も、語源が違うだけで少しもという同じ意味で使われます。