「漂わせる」の意味と使い方や例文!「雰囲気を漂わせる」とは?(類義語)

【言葉】
漂わせる

【読み方】
ただよわせる

【意味】
①ただようようにする。ただよわせる。
②よるべないようにさせる。落ち着かない状態にする。

【類義語】
・広がらせる
・感じさせる
・匂わせる
・流す
・拡散させる
・放つ

「漂わせる」の使い方

健太
幸せオーラを漂わせているね。何かあった?
ともこ
良いことばかりが立て続けに起こって幸せ過ぎて困るくらい。
健太
禍福は糾える縄の如しっていうよ。この後が怖いね。
ともこ
幸せな瞬間は、不幸な未来を考えることなく思う存分楽しんだ方が良いのよ。

「漂わせる」の例文

  1. 剣呑な空気を漂わせた人に因縁をつけられる。
  2. 国にいたとき夢みていた大都会の渦巻は今自分を漂わせているのである。(森鴎外 青年)
  3. 痛いところを衝かれた健太くんは、視線を漂わせた。
  4. その寺は千三百年の歴史を持ち、風格と威厳を漂わせている。
  5. 彼は、一流の者だけが漂わせることのできる特有の雰囲気を持ち合わせていた。

「雰囲気を漂わせる」とは?

漂わせる」を用いた表現の一つに「雰囲気を漂わせる(ふんいきをただよわせる)」があります。

雰囲気を漂わせる」とは、空気やオーラなどを周りに放つことをいいます。

【例文】

  1. この辺りはガス灯が残り、明治時代の雰囲気を漂わせる
  2. 彼女はミステリアスな雰囲気を漂わせる唯一無二の女優です。