「猛々しい」の意味と使い方や例文!「雄々しい」との違いは?(類義語)

【言葉】
猛々しい

【読み方】
たけだけしい

【意味】
①ひどく勇猛である。いかにも強い。
②しぶとい。ずうずうしい。ずぶとい。

【類義語】
・いかめしい
・気性が荒い
・しぶとい
・ずうずうしい
・ずぶとい

「猛々しい」の使い方

ともこ
猛々しい力士同士の取組は、迫力があるわね。
健太
次は珍しい小柄な力士の取組だよ。
ともこ
ひょいっと持ち上げられそうな体格ね。
健太
でも、誰よりも雄々しくて賢いから、結構勝ってるんだよ。

「猛々しい」の例文

  1. 盗人猛々しいとは彼のことだ。
  2. 猛々しく吠える野獣のような声が聞こえた。
  3. ウィルは以前に見たことのある猛々しい整った顔と、赤茶けた髪を見た。(クーパー 闇の戦い4 樹上の銀 完)
  4. 前田利家は、顔に矢が刺さったまま敵に突進したという逸話も残る猛々しい武将だ。
  5. 彼の猛々しい姿に兵士たちは目をみはった。

「猛々しい」と「雄々しい」との違いは?

猛々しい」に似ている表現の一つに「雄々しい(おおしい)」があります。

雄々しい」とは、「男らしい。勇ましい。けなげだ。」という意味です。

猛々しい」も「雄々しい」も、勇ましいことをいいます。

しかし「猛々しい」には、「しぶとい。ずうずうしい。ずぶとい。」という意味があります。

対して「雄々しい」は、ひどく勇猛であるいかにも強いことをいいます。