「とんとん拍子」の意味と使い方や例文!悪い意味?いい意味?(類義語・対義語)

【言葉】
とんとん拍子

【読み方】
とんとんびょうし

【意味】
物事が順調にはかどること。また、そのさま。

【類義語】
・破竹の勢い
・弾みがつく

【対義語】
・泣きっ面に蜂
・弱り目に祟り目

「とんとん拍子」の使い方

ともこ
健太くんのお父さんはとんとん拍子に出世したわね。
健太
上司にかわいがられるタイプなんだよね。
ともこ
その上司と一緒に出世したのね。
健太
そうなんだよ。その上司が優秀なおかげなんだよ。

「とんとん拍子」の例文

  1. 交渉がとんとん拍子に進んで怖いくらいだ。
  2. 神社にお参りに行ってから、とんとん拍子に運が向いてきた。
  3. とんとん拍子に行っている人が好きなだけの話よ。(クリスティ ナイルに死す)
  4. それがきっかけで意気投合し、結婚して一緒に商売をしようと話がとんとん拍子に進んだのだ。(山本文緒 プラナリア)
  5. そしてこうとんとん拍子に事が運んで行くのが、終局の目的の容易に達せられる前兆でなくてはならぬように思われる。(森鴎外 雁)

悪い意味?いい意味?

とんとん拍子」の「とんとん」は、物事が障りなくすすむさまをいいます。

なので「とんとん拍子」は、いい意味で使われます。