「易しい」の意味と使い方や例文!「優しい」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
易しい

【読み方】
やさしい

【意味】
①理解や習得がしやすい。単純でわかりやすい。
②解決や実現がたやすい。面倒なことがない。

【類義語】
・簡単
・平易

【対義語】
・難しい

「易しい」の使い方

ともこ
ここから駅まで歩いて、電車に乗るまで誰ともしゃべっちゃだめよ。
健太
そんなことで100万円がもらえるの?
ともこ
易しい課題でしょう?
健太
これは何か裏がありそうだ。きっと難しいんだね。

「易しい」の例文

  1. ここまでの道のりは決して生易しいものではなかった。
  2. 習熟度ごとに試験内容が違うので、健太くんの試験は易しいものだった。
  3. フランス語は、比較的易しい言語だと言われる。
  4. 聖書を読みくするために、易しい口語訳をした。
  5. 逃げ出すのは易しい。立ち向かうのは難しい。

「易しい」と「優しい」の違いは?

易しい」と同じ読み方の語に「優しい」があります。

優しい」とは、
①姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。
②他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。
③性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである。
④悪い影響を与えない。刺激が少ない。
⑤身がやせ細るような思いである。ひけめを感じる。恥ずかしい。
⑥控え目に振る舞い、つつましやかである。
⑦殊勝である。けなげである。りっぱである。

という意味です。

両語は読み方が同じですが、単純で平易という意味の「易しい」とは意味が違います。