「野暮ったい」の意味と使い方や例文!「ダサい」との違いは?(語源由来・類義語)

【言葉】
野暮ったい

【読み方】
やぼったい

【意味】
やぼな感じであかぬけない。

【語源・由来】
野に暮らす農民のことで、あかぬけない人のことをいう。また、武蔵国の谷保天満宮からともされる。

【類義語】
・無粋
・無骨
・無風流
・むくつけき

「野暮ったい」の使い方

健太
普段は気にしないんだけど、都会を歩くと、僕は野暮ったいなあって思うよ。
ともこ
歩いている人みんながおしゃれだもんね。
健太
どうすれば垢ぬけるかな。
ともこ
おしゃれな美容院に行くと結構変わるわよ。

「野暮ったい」の例文

  1. 着ているものといえば、これまた物々しく野暮ったいものであった。(田辺聖子 新源氏物語)
  2. もっとも今では、自分のこの野暮ったさを、そんなに恥じてもいませんけれど。(太宰治 小さいアルバム)
  3. 歌も、踊りも、まだぎこちないけど、なんだかこの一、二カ月でアッと息をのむほど綺麗になったわね。以前のあの野暮ったい姿が想像できないくらい。(五木寛之 水中花)
  4. 健太くんは田舎者丸出しで野暮ったい
  5. 野暮ったかった彼女は、化粧を覚えて垢ぬけた。

「野暮ったい」と「ダサい」の違いは?

野暮ったい」に似ている語に「ダサい」があります。

ダサい」とは、「あかぬけしないことを俗に言う語。やぼったい。」という意味です。

野暮ったい」も「ダサい」も、あかぬけしないことをいい、ほぼ同じ意味です。