【言葉】
夜更け
「夜深け」とも書く。
【意味】よふけ
【意味】
夜がふけたこと。また、そのころ。深夜。
【類義語】
・夜中
・真夜中
・深夜
・夜半
【対義語】
・日中
・宵
「夜更け」の使い方
雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろうって歌があるよね。
有名よね。私はずっと兄は夜更けすぎに「雪江」に変わるだろうだと思っていたの。
トランスジェンダーの歌だと思っていた?
そうなの。名曲だなーって思っていたの。
「夜更け」の例文
- 産気づいたのは夜更けのことで、家には二歳の夕子と私しかいなかった。(米澤穂信 満願)
- こんな夜更けに人を呼び集めておきながら、この阿呆は何のつもりか。(森見登美彦 夜は短し歩けよ乙女)
- 夜更けに急の来客があり、祖母は私の手を引いて松茸を買いに行った。(向田邦子 父の詫び状)
- その作業は夜更けまでかかった。
- 借金取りから逃げるために夜更けにこの町を出る。
時間帯は何時から何時まで?
「夜更け」は、深夜のことをいいます。
「夜更け」を用いた古語に「夜更け鶏(よふけどり)」があり、丑の刻になく鶏のことをいいます。
「丑の刻」とは、午前1時から3時の2時間のことをいいます。
なので「夜更け」は、午前1時から3時の2時間のことをいいます。
しかし気象庁では、21時から24時を「夜遅く」といい表し、午前0時から3時を「未明」といいます。
一般的には「夜更け」は、21時から24時のことをいいます。
「夜更け」は深夜のことをいい、正式な定義はありません。