【言葉】
嗜む
【読み方】
たしなむ
【意味】
①このんで親しむ。
②このんで励む。芸事などの心得がある。
③つつしむ。気をつける。用心する。
④前もって用意する。心掛ける。
⑤見苦しくないように整える。
【類義語】
・愛好
・好む
「嗜む」の使い方
お茶会で嗜むお茶は格別だね。
おいしいわよね。
家で適当に入れるお茶はお茶とは言えないね。
別物のようにおいしいわよね。
「嗜む」の例文
- 学生時代に野球をやっていたが、肩を怪我して今は嗜む程度にしかやっていない。
- ともこちゃんの影響でSF小説を少々嗜む。
- それ以外は秀吉も家康も、人を殺すことを嗜んでゐないのである。(菊池寛 二千六百年史抄)
- 五郎作は奇行はあったが、生得酒を嗜まず、常に養性に意を用いていた。(森鴎外 渋江抽斎)
- 酒もたばこも嗜まないことが出世に不利だった時代がある。
「お酒を嗜む」とは?
「嗜む」を用いた表現の一つに「お酒を嗜む(おさけをたしなむ)」があります。
「お酒を嗜む」とは、お酒を好んで親しむこをいいます。
【例文】
- 彼らはお酒を嗜むが、僕は下戸だから飲まない。
- この店には、アルコールとのペアリングコースがあるのでお酒を嗜む方はより楽しむことができる。