【言葉】
手こずる
「梃摺る」「手子摺る」とも書く。
【読み方】てこずる
【意味】
思うような対処ができず苦労する。対処に手間をとられ困る。
【語源・由来】
梃子(てこ)を使って重い物を動かそうとしても動かず、梃子のほうがずれてしまうことから。また一説に、手の甲がすれることから。
【類義語】
・もてあます
・手にあまる
・処置に困る
「手こずる」の使い方
健太くん。完成した?
完成図が無いから手こずっているよ。
そのパズルの完成図を捨ててしまったのよ。想像してやってみて。
どんな絵からすらわからないのに想像できないよ。
「手こずる」の例文
- 意外と複雑で修理に手こずる。
- 弱小チーム相手に楽勝かと思っていたが、延長戦まで持ち込まれ手こずらされた。
- 相手の猛攻撃に手こずる場面もあった。
- イヤイヤ期の息子に手こずる。
- この猫は、人間でも開けるのに手こずる窓を自分で開けて脱走する。