【言葉】
手前味噌ですが
【読み方】
てまえみそですが
【意味】
自慢になりますが。
【語源・由来】
「手前味噌」は、「自分の仕事を誇る。自慢。」の意。自分の作った味噌を自慢する意から。
【類義語】
・自慢
・手味噌
【対義語】
・謙遜
「手前味噌ですが」の使い方
健太くんの病院は患者さんに人気ね。
手前味噌ですが、手術で失敗しないんで。
その自信がすごいわよね。手術が一年待ちなんでしょう?
お金を積んでくれれば順番が早まるよ。
「手前味噌ですが」の例文
- 手前味噌ですが前作よりもさらに良い出来になると思います。
- 手前味噌ですが、わが社は相当繁盛しているんです。
- 手前味噌ですが、私がチームの勝敗を握っていると言っても過言ではない。
- 手前味噌ですが、僕程株で儲けている人はいないと思う。
- 手前味噌ですが、この作品は後世に残る気がしてなりません。
「手前味噌ですが」と「自画自賛」の違いは?
「手前味噌ですが」に似ている表現に「自画自賛(じがじさん)」があります。
「自画自賛」とは、
①自分の描いた画に自分で讃をすること。
②転じて、自分で自分のことをほめること。手前味噌。
という意味です。
「手前味噌ですが」の「手前味噌」と「自画自賛」は、自分で自分をほめるという同じ意味で使われます。
しかし「自画自賛」には、自分の描いた画に自分で讃をすることという意味がある点が「手前味噌」と違います。
「手前味噌ですが」と同じ意味で「自画自賛」を使う場合、「自画自賛ですが」ではなく「自画自賛になりますが」という表現で使われます。