「名残惜しい」の意味と使い方や例文!「お名残り惜しいのですが」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
名残惜しい

【読み方】
なごりおしい

【意味】
別れがつらく心残りである。

【類義語】
・後ろ髪を引かれる
・心残り
・尾を引く

「名残惜しい」の使い方

健太
名残惜しそうにこっちを見ているね。
ともこ
あの犬は、余程健太くんのことが気に入ったのね。
健太
犬には好かれるんだよ。
ともこ
女の子には振られてばかりなのにね。

「名残惜しい」の例文

  1. 小さいころからよく来ていた百貨店が閉店することになり名残惜しい
  2. 引退を決意したのは自分だが、このピッチから去るのは名残惜しい
  3. 岸本は名残惜しそうな眼付をした節子をその椿の樹の下あたりに見た。(島崎藤村 新生)
  4. 星はさも名残惜しそうにして、西の空に没っしてゆくのでありました。(小川未明 ものぐさなきつね)
  5. 別れ際、健太くんは名残惜しそうに振り返った。

「お名残り惜しいのですが」とは?

名残惜しい」を用いた表現の一つに「お名残り惜しいのですが(おなごりおしいのですが)」があります。

お名残り惜しいのですが」とは、別れるのがつらいのですがという意味です。

【例文】

  1. お名残り惜しいのです、時間が来てしまいました。
  2. お名残り惜しいのですが、またの機会にお会いしましょう。