「腹いせ」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
腹いせ

【読み方】
はらいせ

【意味】
腹を居させるから、怒りや怨みを他の方に向けてまぎらせ、気を晴らすこと。

【類義語】
・憂さ晴らし
・気散じ

「腹いせ」の使い方

ともこ
健太くん。なんてことをするのよ。
健太
先生に叱られた腹いせだよ。
ともこ
みんなで育てた野菜がぐちゃぐちゃじゃないの。
健太
先生に叱られていた時に誰も助けてくれなかったんだ。腹いせしたっていいじゃないか。

「腹いせ」の例文

  1. 私は何もかもすっかり腹いせしてやれた気になって家へ戻って来た。(ドストエフスキー 地下生活者の手記)
  2. 腹いせに、あいつが私にしたと同じことをして、思い知らせてやりますのさ。(A・C ドイル シャーロックホームズ全集 高名な依頼人)
  3. 小さな腹いせは、その小さな満足によって、敗北のシルシにすぎない。(坂口安吾 街はふるさと)
  4. パチンコで負けた腹いせに、その客は窓ガラスを割った。
  5. パーティーに呼ばれなかった腹いせに、その魔女は城の人間に呪いをかけた。