「悪びれる」の意味と使い方や例文!「悪びれる様子もなく」とは?(類義語)

【言葉】
悪びれる

【読み方】
わるびれる

【意味】
気おくれがして、恥ずかしがったり、卑屈な振る舞いをしたりする。

【類義語】
・反省
・後悔した態度
・恥じらう

【対義語】
・厚顔無恥
・面の皮が厚い
・ふてぶてしい

「悪びれる」の使い方

健太
最近金回りがいいなと思っていたら、彼は助成金を不正受給していたんだよ。
ともこ
逮捕されたの?
健太
まだバレていないみたいだよ。問い詰めたら、悪びれることなく「すごく儲かった」と言っていたよ。
ともこ
密告してやりましょう。

「悪びれる」の例文

  1. 忘れて来たのであろうが、ひとの使いかけを探して少しも悪びれた様子がない。大したものだな、私には出来ないな、と思いながら帰ってきた。(向田邦子 無名仮名人名簿)
  2. オーエンは悪びれることもなく、半ば自慢するような調子で先を続けた。(佐藤賢一 王妃の離婚)
  3. 半田守右衛門は罪を得て、役持ちから平の納戸役人に落とされたにもかかわらず、その後悪びれることなく職務に精励していた。(藤沢周平 三屋清左衛門残日録)
  4. 急に失礼な質問をしておきながら、まったく悪びれる様子がない。
  5. 悪びれる様子がない犯人に極刑が言い渡された。

「悪びれる様子もなく」とは?

悪びれる」を用いた表現の一つに「悪びれる様子もなく(わるびれるようすもなく)」があります。

悪びれる様子もなく」とは、「反省や恥じらいの姿勢を見せない。申し訳なく思う態度が見られない。」という意味です。

【例文】

  1. 大遅刻してきた健太くんは、悪びれる様子もなくゆっくり歩いてきた。
  2. 容疑者は、悪びれる様子もなく犯行を自供した。