【言葉】
思いの丈
【読み方】
おもいのたけ
【意味】
想いのありたけ。
【類義語】
・思いの限り
「思いの丈」の使い方
あのバスケの漫画の三井が思いの丈を監督にぶつけるシーンがいいよね。
「バスケがしたいです」ってやつね。
そうそう。感動的なシーンだよ。
漫画史に残りそうな作品ね。
「思いの丈」の例文
- 最期に思いの丈を打ち明ける誰かがいても、飯田さんなら、それを止めたりはしない。(畠中恵 とっても不幸な幸運)
- その巻紙は貫一が遺せし筆の跡などにはあらで、いつかは宮の彼に送らんとて、別れし後の思いの丈を窃に書聯ねたるものなりかし。(尾崎紅葉 金色夜叉)
- 明さんが、思いの丈を吐く息は、冷たき煙と立のぼって、中空の月も隠れましょう。(泉鏡花 草迷宮)
- 手紙に、思いの丈を込めた。
- 思い切ってともこちゃんに思いの丈を告げて、恋が実る。
「思いの丈をぶつける」とは?
「思いの丈」を用いた表現の一つに「思いの丈をぶつける」があります。
「思いの丈をぶつける」とは、言いたいことを全部言うという意味です。
【例文】
- 健太くんに思いの丈をぶつけて気持ちがすっきりした。
- 心の中に抱き続けてきた思いの丈をぶつける。