「無い物ねだり」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
無い物ねだり

【読み方】
ないものねだり

【意味】
そこにないものを無理を言ってほしがること。実現が難しいことを承知で求めること。

【類義語】
・だだをこねる
・水中に火を求む

「無い物ねだり」の使い方

健太
ともこちゃんはいいなあ。恵まれているなあ。
ともこ
健太くんのそれは、無い物ねだりよ。他の人と比べて無い物ねだりをしていたら、生きることがつらくなるわよ。
健太
何かを手に入れても、人の物がうらやましくなってしまうんだ。
ともこ
隣の芝生は青く見えるというからね。健太くんも十分恵まれているわよ。

「無い物ねだり」の例文

  1. それも無い物ねだりで、有る結構な干菓子は厭で、無い一文菓子が欲しいなどと言出して、母に強求るが、許されない。(二葉亭四迷hos
  2. 欧米の人を見ると、自分も足が長ければと無い物ねだりをしてしまう。
  3. 他人の才能をうらやみ、無い物ねだりをしてもしょうがない。
  4. 無い物ねだりをしても始まらないので、今ある物をうまく活用することを考えよう。
  5. 無い物ねだりを承知でいうなら、彼こそこのチームに欲しい選手だ。