「踏み躙る」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
踏み躙る

【読み方】
ふみにじる

【意味】
①ふみつけてこなごなにする。ふみあらす。蹂躙する。
②人の体面・面目などをつぶす。

【類義語】
・踏み荒らす
・踏みしだく
・完全に踏みにじる
・完全に無視する

「踏み躙る」の使い方

健太
あの子と付き合えたら幸せだろうな。
ともこ
健太くんの顔面偏差値では無理よ。
健太
僕の希望も人権も踏み躙る発言だよ。
ともこ
厳しさは優しさよ。あの子にはまる前にくぎを刺しておかないと、健太くんが傷つくのが目に見えているもの。

「踏み躙る」の例文

  1. 健太くんたちがふざけてじゃれ合い、花壇を踏み躙った。
  2. それは他人の好意を踏み躙る行為だ。
  3. 守られるべき人権が踏み躙られた。
  4. 末の妹に踏み躙られるやうな兄達を生みの親であれば作り上げやうとは思ひませんけれど。(与謝野晶子 遺書)
  5. 忠直卿は、生れて初めて、土足をもって頭上から踏み躙られたような心持がした。(菊池寛 忠直卿行状記)