「甚だしい」の意味と使い方や例文!「甚だしいにも程がある」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
甚だしい

【読み方】
はなはだしい

【意味】
普通の度合いをはるかに超えている。

【類義語】
・おびただしい

「甚だしい」の使い方

健太
昨日、カエルに似ているって言われたんだ。
ともこ
失礼甚だしいわね。でも、よく見ると似ているわね。
健太
ともこちゃんもひどいや。
ともこ
見れば見るほどカエルそっくりだわ。

「甚だしい」の例文

  1. わたしのような地位にある男にとっては信用にかかわること甚だしい。(クリスティ 赤冬子 茶色の服を着た男)
  2. なるほどこれは男性の平均程度に比べても一層甚だしいであろう。(与謝野晶子 婦人改造の基礎的考察)
  3. わたくしは此推測を以て甚だしく想像を肆にしたものだとは信ぜない。(森鴎外 寿阿弥の手紙)
  4. 店の前にごみを投棄するとは非常識も甚だしい
  5. 甚だしく不利な条件でその戦いに挑む。

「甚だしいにも程がある」とは?

甚だしい」を用いた表現の一つに「甚だしいにも程がある(はなはだしいにもほどがある)」があります。

甚だしいにも程がある」とは、物事の程度が、普通の度合いをはるかに超えているさまをいいます。

【例文】

  1. 目上の人に対してお前と言うとは、無礼なこと甚だしいにも程がある
  2. 上映中の通話に飲食。迷惑甚だしいにも程がある