「舵を切る」の意味と使い方や例文!「舵を取る」との違いは?(類義語)

【言葉】
舵を切る

【読み方】
かじをきる

【意味】
方針を大きく転換する。

【類義語】
・針路を変更する
・方向性を変える
・別の道を選ぶ

「舵を切る」の使い方

健太
そろそろ世界規模で持続可能な社会へと舵を切ったほうが良いと思うんだけどね。
ともこ
イケイケどんどんの時代が続くと、地球が続かないわね。
健太
経済成長がスローになることを恐れている人が多すぎだね。
ともこ
成長の方向性が変わるだけで、人間的成長は続くんだけどな。

「舵を切る」の例文

  1. 大きく舵を切ることだけが変化ではなく、続けることで見えてくる変化もある。
  2. 再生エネルギー事業に舵を切る
  3. 大胆な政策に舵を切り、現場を混乱に陥れた。
  4. 日銀は今後出口戦略に舵を切る
  5. 試合結果次第では、チーム再編へ舵を切る

「舵を切る」と「舵を取る」の違いは?

舵を切る」に似ている語に「舵を取る(かじをとる)」があります。

舵を取る」とは、物事がうまく進行するように誘導するという意味です。

舵を切る」も「舵を取る」も、船を進める用語から生じた語です。

しかし「舵を取る」は、誘導の意で、「舵を切る」は、転換する意で使われます。