「食い潰す」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
食い潰す

【読み方】
くいつぶす

【意味】
遊び暮らして財産などを使い果たすこと。食いたおす。

【類義語】
・有り金をはたく
・使い果たす
・蕩尽する

「食い潰す」の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは、退職してどうやって生活しているの?
健太
貯金を食い潰しながら暮らしているよ。
ともこ
いつか使い果たすわよね。
健太
使い果たす前に次の仕事が見つかると良いよね。

「食い潰す」の例文

  1. それもいいけれど、何ぞというと食い潰しって云われるなあ腹が立つよ。(幸田露伴 雁坂越)
  2. その遺産を、この夫婦は少しずつい潰しながら、小説を書いているというわけだった。(川上宗薫 流行作家)
  3. それならばむしろあなた方自身で、私の蓄えや家畜などを、食い潰されたほうが、ずっとまだましです。(ホメロス オデュッセイア 上)
  4. 新聞社は、利益収入を食い潰す形でデジタル化に対応していた。
  5. 健太くんは、残された遺産を食い潰す放蕩息子だ。