【言葉】
見蕩れる
「見惚れる」とも書きます。
【読み方】みとれる
【意味】
心を奪われて見入る。うっとり見る。見ほれる。
【類義語】
・見入る
・みほれる
「見蕩れる」の使い方
すごいね。職人技に見蕩れてしまうよ。
何時間でも見ていられるわよね。
受け継がれた技って美しいね。
途絶えることなく受け継がれると良いわね。
「見蕩れる」の例文
- 彼女はてきぱきと、見蕩れてしまうような手際で折鶴を解体していった。(西尾維新 物語シリーズ 13 憑物語)
- ともこちゃんは沈みゆく夕日に見蕩れてた。
- 咲き誇るバラの花に見蕩れる。
- ともこちゃんの美しさに見蕩れて作業の手が止まってしまった。
- 健太くんは、しばしばその景色の美しさに見蕩れている。
「見蕩れる」と「見惚れる」の違いは??
「見蕩れる」は「見惚れる」とも書きます。
「見惚れる」の「惚」は、「うっとりする。ぼんやりする。」という意味です。
対して「見蕩れる」の「蕩」は、とろけるという意味があり、「惚」のうっとりするの意に近いです。
なので「見惚れる」と「見蕩れる」は同じ意味で使われます。