「永い」の意味と使い方や例文!「長い」との違いは?(類義語)

【言葉】
永い

「長い」とも書く。
【読み方】
ながい

【意味】
①空間的または時間的に、1点から他の点までのへだたりが大きい。抽象的なことにもいう。
②永久不変である。

【類義語】
・永遠
・永久
・悠久

「永い」の使い方

健太
氷河が融けると永い眠りからさめるウィルスがいるかもしれないんだってね。
ともこ
恐竜を滅ぼしたようなウィルスとか?
健太
未知のウィルスがたくさん、うようよ現れる危険性があるんだって。
ともこ
温暖化をとめないと、人類の滅亡は早まるわね。

「永い」の例文

  1. で、わたしは四日前にようやくこの永い旅行から帰ったばかりなんです。(モリエール 商人貴族)
  2. 余の首が肩の上に釘付けにされているにしてもこれではく持たない。(夏目漱石 草枕)
  3. 何と永い間こういう平穏な時が彼らの上に訪れて来なかったことであろう。(室生犀星 姫たちばな)
  4. 海外での滞在は永い時で一か月に及んだ。
  5. 永久脱毛をしたので永い間ひげが生えてきていない。

「永い」と「長い」の違いは?

永い」は「長い」とも書きます。

しかし「永い」は、時間に限って使われ、永続や永久の意味合いが強いです。