【言葉】
詰る
【読み方】
なじる
【意味】
相手の過失や不満な点などを問い詰める。問い詰めて責める。詰問する。
【類義語】
・詰問する
「詰る」の使い方
健太くん。なんで仕上げていないの?ほかの作業ができないじゃないの。
詰られても、できていないものはできていないんだよ。
開き直るの?
だってできていないものはしょうがないよね。
「詰る」の例文
- 部下の怠惰を詰ると、パワハラだと言われた。
- 夫は気に食わないことがあると、何時間でも私を詰る。
- 人前で詰る人は、私生活が不幸な人が多い。
- 心変わりした恋人を詰っても彼は戻ってこない。
- 嘘つきだと詰られ激怒した。
「詰る」との間違いに注意!
「詰る」と同じ漢字を用いた語に「詰まる(つまる)」があります。
「詰まる」とは、
①隙間がなくものが入る。
②空いた時間がないくらいにするべきことがたくさんある。
③管状の通路がふさがれた状態になる。通じなくなる。
④追い詰められる。行き詰まる。
⑤長さや間隔が短くなる。
⑥音が変化して語形が短くなる。
⑦促音で発音される。
⑧野球で、打者の狙った球が球威に押されて、バットの芯をはずれて手元に近い方に当たる。
という意味です。
「詰る」は、詰問することをいうので、同じ漢字を使っていますが意味が違います。