「遅きに失する」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
遅きに失する

【読み方】
おそきにしっする

【意味】
遅すぎて間に合わなくなる。

【類義語】
・用をなさない

「遅きに失する」の使い方

健太
日本は給料が低くて、税金が高い、そして年金が少ない。
ともこ
悪いことばかりで、海外に出ていく人が多いのよね。
健太
ようやく大卒の初任給を上げるみたいだけど、遅きに失したと言わざるを得ないね。
ともこ
優秀な人材が海外に流出してしまったから、若者を育てることができる人がいなくなってしまったし、これからのこの国は大変よね。

「遅きに失する」の例文

  1. 敵が浮き足立って退却に移ろうとしているのなら、三日払暁からの攻撃では遅きに失する。(五味川純平 ノモンハン 上)
  2. 八月との見解もあるが、遅きに失する。合戦に勝つには、機を逸しないことが肝要だ。(咲村観 上杉謙信人の巻)
  3. 選手交代のタイミングが遅きに失し、選手の才能を活かしきれず敗退した。
  4. 少子化になる今まで何の対策もしてこず、遅きに失した。
  5. 上層部の判断を待っていたら遅きに失する