「手始めに」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
手始めに

【読み方】
てはじめに

【意味】
事をするはじめに。事にとりかかるはじめに。しはじめに。

【類義語】
・しはじめに
・やりはじめに

「手始めに」の使い方

健太
経費削減の手始めにセルフレジを導入したんだって。
ともこ
それで経費は削減されたの?
健太
それが万引きが増えて、結局削減されていないんだって。
ともこ
給料を払わない分社会に還元されないし、売り上げは減るしで意味がないわね。

「手始めに」の例文

  1. まず手始めに、唇の端に力をいれ、ほんのわずか左右に引いてみる。なかなかよろしい。(安部公房 他人の顔)
  2. で、やって来るとまず手始めに、ムホルチンスコエに屋敷と畠地を買った。(チェーホフ 追放されて)
  3. この発見を手始めに、今まで知られなかった文字の霊の性質が次第に少しずつ判って来た。(中島敦 文字禍)
  4. まず手始めに、一カ月の目標貯蓄額を設定し、全支出を可視化してみましょう。
  5. あの国はウクライナを手始めに、世界を蹂躙するつもりだ。