「手持ち無沙汰」の意味と使い方や例文!「手持ちぶたさ」は間違い?(類義語)

【言葉】
手持ち無沙汰

【読み方】
てもちぶさた

【意味】
なすべきこともなく、退屈なこと。手が空いて間が悪いこと。

【類義語】
・所在ない
・暇を持て余す
・無聊をかこつ
・退屈

「手持ち無沙汰」の使い方

健太
何もすることがなくて手持ち無沙汰だ。
ともこ
手持ち無沙汰なら、大掃除をしてよ。
健太
それは面倒だな。
ともこ
やりたいことがないだけで、やるべきことはたくさんあるわよ。

「手持ち無沙汰」の例文

  1. 駅前のショッピングモールには、手持ち無沙汰そうな客が何人もベンチに座っていた。
  2. 酒が飲めない彼は、飲み会に参加しても手持ち無沙汰だった。
  3. たとへ一瞬時でも、おれは手持ち無沙汰な思ひをしたくなかつたのである。(太宰治 陰火)
  4. 廊下で手持ち無沙汰に待っている僕に、駈けて戻って来た女子学生が低い声でいった。(大江健三郎 死者の奢り・飼育)
  5. 袖子は手持ち無沙汰で、お初の側を離れないでいる子供の顔を見まもった。(島崎藤村 伸び支度)

「手持ちぶたさ」は間違い?

手持ち無沙汰」は、「てもちぶさた」と読みます。

江戸時代の油売りの様子が語源だとされます。

油はどろどろしているため、客の容器に入れるまでに時間がかかります。

その様子が、手に何も持たず怠けているように見えることから「手持ち無沙汰」という言葉が生まれました。

無沙汰」は、「おろそかにすること。怠けること。不注意。」という意味です。

手持ち無沙汰(てもちぶさた)」を「手持ちぶたさ」と読み間違えている人が多いですが、語源から、「手持ち無沙汰(てもちぶさた)」が正しいです。