「相成る」の意味と使い方や例文!「相成ぬ」とは?(類義語)

【言葉】
相成る

【読み方】
あいなる

【意味】
「なる」の改まった言い方。

【類義語】
・なる
・決定する

「相成る」の使い方

ともこ
運動会は台風で中止と相成りました。
健太
運動会だけが僕が輝ける日なのに?
ともこ
残念だったわね。延期も検討されたけど、次の台風も上陸しそうだから中止ですって。
健太
台風を消滅させるマシーンがほしい。

「相成る」の例文

  1. 先日は大変お世話に相成りました。
  2. 事態は撲にとって、容易ならぬ模様と相成りました。
  3. さて八千円かして二人に貸座敷をやらせると、どう云う事に相成ろうか。(坂口安吾 明治開化 安吾捕物)
  4. それとも、また今夜にも吉良邸へお討入りに相成りますかな。(泉鏡花 日本橋)
  5. 英国と条約御結びの場合には、必ず右様には相成るまじくと、大統領も申しおり候。(島崎藤村 夜明け前)

「相成ぬ」とは?

相成る」に似た表現に「相成ぬ(あいならぬ)」があります。

相成ぬ」の「」は打消の助動詞で、 「ならぬ」の改まった表現です。

相成ぬ」とは、禁止の意味で、してはいけないということを表します。

【例文】

  1. キリスト教を信仰することは相成ぬとして、キリスト教徒に対する弾圧が行われた。
  2. この家に他人を泊めることは相成ぬ