【言葉】
手探り
【読み方】
てさぐり
【意味】
手先の感じをたよりにしてさぐり求めること。勘にたよってさがすこと。模索。
【類義語】
・模索
【対義語】
・発見
「手探り」の使い方
未知の感染症と対峙して、すべてが手探りだったよね。
感染症の専門家ですら手探りだったから、たまに頓珍漢なことを言っていたわ。
誰にも正解が分からないんだから、自分が信じることをやるしかないよね。
人類の歴史はウィルスとの闘いだから、これからも手探りでいくしかないわね。
「手探り」の例文
- かすかな明かりの中、何をするにも手探りでした。
- 監督が代わって一年目、まだまだ手探り状態です。
- 右も左もわからないまま手探りで、失敗も少なくなかった。
- 行政に支援してもらいながら手探りで子ども食堂をスタートした。
- 手探りで始めたロケット製作だったが、本当に宇宙に飛ばす日が来るとは感慨深い。
「手探りで進める」「手探りで探す」とは?
「手探り」を用いた表現に「手探りで進める(てさぐりですすめる)」「手探りで探す(てさぐりでさがす)」があります。
「手探りで進める」とは?
「手探りで進める」とは、模索しながら物事を進行させることをいいます。
【例文】
- 感染症が収束しないまま三年ぶりの文化祭の開催、感染対策を徹底し、準備を手探りで進めてきた。
- 実写化するにあたって原作をどのように再現するか、手探りで進めた。
「手探りで探す」とは?
「手探りで探す」とは、「暗闇などで、手先の感じをたよりにさぐり求めること。確実な方法がわからないまま、あれこれ模索すること。」という意味です。
【例文】
- 急に電気が消えたので、ブレーカーを手探りで探す。
- 双方が納得できる道を手探りで探す。