「飽き足らず」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
飽き足らず

【読み方】
あきたらず

【意味】
十分に満ち足りない。満足でない。

【類義語】
・不十分
・物足りない
・満足でない
・不満

「飽き足らず」の使い方

健太
姉さんはクマが好きなんだ。
ともこ
へえ。プーさんとか?テディベアとか?
健太
お皿や服に始まり家具まで全部クマで買いそろえてもらったんだ。だけど、それに飽き足らず本物のクマを捕まえてきたんだ。
ともこ
山から捕まえてきたの?それって合法なのかしら。

「飽き足らず」の例文

  1. メールで飽き足らず、ともこちゃんの声が聞きたくなって電話した。
  2. 国王は隣国を攻め落としただけでは飽き足らず、さらにその先まで攻めようとしている。
  3. 健太くんはミニカーを蒐集するだけでは飽き足らず、本物の車を購入し始めた。
  4. 一枚の火の、丸形に櫓を裏んで飽き足らず、横に這うて堞の胸先にかかる。(夏目漱石 幻影の盾)
  5. 然しそれに飽き足らず思う時が遂に来ようとしている。(有島武郎 惜みなく愛は奪う)