「お心遣い」の意味と使い方や例文!「お気遣い」との違いは?(類義語)

【言葉】
お心遣い

【読み方】
おこころづかい

【意味】
心配りや配慮の丁寧な表現。

【類義語】
・心配り
・配慮

「お心遣い」の使い方

健太
寝坊しそうになったよ。
ともこ
自分で目覚めたの?
健太
ホテルの人が気を利かせてモーニングコールをかけてくれたんだ。
ともこ
お心遣いありがとうございます。おかげで遅刻しませんでしたって伝えないとね。

「お心遣い」の例文

  1. 彼のお心遣いに心打たれました。
  2. そうして何かとお心遣いされるのを、源氏はうれしくも勿体なくも思った。(田辺聖子 新源氏物語)
  3. いや、どうぞ私のことなどにお心遣いご無用でございますよ、お嬢様。(アガサ・クリスティ 危機のエンドハウス)
  4. あなたのお心遣いははっきり言って有難迷惑なんです。
  5. あなた方の特別のお心遣いに感謝しています。

「お心遣い」と「お気遣い」の違いは?

お心遣い」に似ている表現に「お気遣い(おきづかい)」があります。

お気遣い」は、「あれこれと心をつかうこと。心づかい。気掛かり。心配。」の丁寧な表現です。

お心遣い」も「お気遣い」も、どちらも心づかいという意味があり、同じような使われ方をします。

しかし一般的に、「お心遣い」の方が「お気遣い」より気にかけて心をくばるニュアンスで使われます。

お気遣い」は、マナーの範疇にある気配り、「お心遣い」はその範疇を超えた気配りをいいます。