「手練れ」の意味と使い方や例文!悪い意味?(類義語)

【言葉】
手練れ

「手足れ」とも書く。
【読み方】
てだれ

【意味】
熟練して技芸などのすぐれていること。また、その人。てきき。てだり。

【類義語】
・達者
・堪能
・精鋭

「手練れ」の使い方

健太
ともこちゃん。相当練習したね。
ともこ
毎日、暇を見つけては練習してきたの。
健太
もう手練れの域だね。
ともこ
まだまだこれからよ。

「手練れ」の例文

  1. 対峙した相手は相当な手練れだった。
  2. この動きは普通ではない。手練れの動きだ。
  3. 健太くんと闘っていると、手練れを五人も相手にしているような錯覚に陥る。
  4. 頼もしい手練れのスタッフに助けられました。
  5. 健太くんは間違いなく世界レベルの手練れである。

悪い意味?

手練れ」は、熟練して技芸などのすぐれていることをいうのでいい意味で使います。

同じ漢字表記の言葉に「手練(てれん)」があります。

手練」は、「人をだます手段。人をあやつりだます技巧。てれんてくだ。てくだ。」という悪い意味で使われます。

手練(てれん)」のイメージから、「手練れ」も悪い意味と勘違いしてしまいがちですが、「手練れ」はいい意味です。