汗顔の読み方・意味とは?(語源由来・類義語)
【二字熟語】
汗顔
【読み方】
かんがん
【意味】
顔に汗をかくほど恥ずかしく感じること。また、そのさま。赤面。
あー、わかるわかる。それはつまり、「顔に汗をかくほど恥ずかしい」って状態やな。
まぁ、もう赤っ恥かいてるレベルやってことやな。恥ずかしくて、顔が熱くなるぐらいの、その気持ちを「汗顔」と言うんやな。
【語源・由来】
「汗」は「あせ。あせをかく。」
「顔」は「かお。」
【類義語】
赤面
汗顔(かんがん)の解説
カンタン!解説
「汗顔」という言葉はね、自分が何か恥ずかしいことや困ったことをしたときに、その恥ずかしさで顔に汗をかくほどの気持ちや状況を表す言葉なんだよ。
この言葉は、人がとても恥ずかしい時や緊張したときに、体の反応として汗をかくことがあるから、その感じを形容してるんだ。つまり、「汗顔」というのは自分の行動や言葉によって、周りの人にどう思われるか心配になったり、自分の過ちを認めるときなどに使われる表現だね。
「実に汗顔な事だらけで、何とも言訳の為 (し) ようもないが」〈逍遥・当世書生気質〉では、その人が恥ずかしいことや間違ったことをたくさんしてしまい、それに対して言い訳をするのも難しい、本当に厄介な、または恥ずかしい状況に自分がいることを認めている瞬間を表しているんだ。
だから、「汗顔」という言葉は、とても恥ずかしい状況や気持ちを表すときに使われる言葉なんだね。
汗顔(かんがん)の使い方
今日の授業参観で、先生が保護者に間違いを指摘されていたんだ。
汗顔の至りですって焦っていた?
まさにその通りだったんだよ。汗顔の至りですって言いながら大量の汗をかいていたよ。
失敗を経験して、生徒の視点に立てる立派な先生になっていって欲しいわよね。
汗顔(かんがん)の例文
- 自分のデビュー作を読むと、汗顔に堪えないものだ。
- 大勢の記者の前で未曽有を「みぞゆう」と読んだことは、汗顔の至りです。
- 指摘されるまで気が付きませんで、誠に汗顔の至りです。
- この論文は未熟さが出ていて汗顔ものだ。
- 私は昔から悪筆乱文で汗顔の至りです。
汗顔の文学作品などの用例
「汗顔の至り」とは?
「汗顔」は、「汗顔の至り(かんがんのいたり)」という表現で使われることが多いです。
「汗顔の至り」の「至り」とは、ここでは、「ある物事が最高の状態に達していること。極み。」という意味です。
「汗顔の至り」とは、すっかり恥じ入ることをいいます。
「汗顔の至り」という言葉は、非常に恥ずかしい状況や、自分の失敗などで顔を真っ赤にしてしまうことを表しているんだ。
要するに、最高に恥ずかしい瞬間のことを指しているんだよ。
えぇ!そやったら、「汗顔の至り」ってのは、たとえばズボンのチャック開けっ放しで歩いてたり、大事な場面で何か間違えたりした時の、あの「あっちゃ~!」って感じの超恥ずかしい瞬間を言うんやな。うわぁ、考えただけでヒヤヒヤするわ~。
【例文】
- 自分の視野の狭さに汗顔の至りです。
- 振り返ってみると、至らぬ点があちこちにあり汗顔の至りです。
言い換えると、非常に恥ずかしいと感じる状況やその様子を表しているんだ。