読み方で悩みやすい漢字の一つに、「壊死」があります。
Q「壊死」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
壊死の読み方
- 「えし」
- 「かいし」
- 「えし」と「かいし」両方とも
このページでは、悩みやすい「壊死」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「壊死」の読み方は、「かいし」?「えし」?
壊死の正しい読み方は、「えし」「かいし」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。
「壊」の音読みには「カイ」「エ」があり、訓読みには「こわ(す)」「こわ(れる)」「やぶ(る)」があります。
しかし、壊死の読み方としては「えし」が正しく、「かいし」は間違いになります。
正解は、①の「えし」です。
広辞苑には「えし」の項目はありますが、「かいし」はありません。
「壊死」の意味
壊死の意味は「生体の組織の一部が死ぬこと」です。
「壊」には「こわす」「こわれる」の意味があります。また、「死」には「しぬ」「命がつきる」「活動がおわる」の意味があります。
壊死を用いた例文には「放っておくと細胞が壊死する」があります。
命がなくなる通常の死とは異なり、壊死はからだを構成する一部の器官の組織や細胞などが自己融解によって死んでいくこと、または死んだ細胞の痕跡を表します。
また、壊死は血行障害による酸素や栄養の欠乏、細菌やウイルスなどの感染、物理的破壊、科学的損傷などによって起こります。
まとめ
- 壊死の読み方は「えし」が正しい。
- 「かいし」と読むのは間違い。
- 壊死は「生体の組織の一部が死ぬこと」を意味する。