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硫黄の読み方!「いおう」と「りゅうき」正しいのは?

硫黄の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「硫黄」があります。

問題

Q「硫黄」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

硫黄の読み方
  1. 「いおう」
  2. 「りゅうき」
  3. 「いおう」と「りゅうき」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「硫黄」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「硫黄」の読み方は、「いおう」?「りゅうき」?

読み方

硫黄の正しい読み方は「いおう」「りゅうき」どちらなのでしょうか?

漢字から察すると「りゅうき」の気もしますが、「いおう」にも聞き覚えはありそうですね。

「硫」の音読みは「リュウ」表外読みとして「ル」、訓読みはありません。

一方「黄」の音読みは「オウ」「コウ」、訓読みは「き」「こ」となります。

このことから「りゅうき」は正しそうですが「いおう」はどうなのでしょう。

結論を言ってしまうと、硫黄の読み方は「いおう」が正しく、「りゅうき」は間違いです。

つまり、答えとしては1つ目の「いおう」ということになります。

さて、何故硫黄を「いおう」と読むのでしょうか?

実はこれ、熟字を訓読みにする熟字訓と呼ばれるものです。

訓読みが漢字を日本語として意味が通じるように読ませるように、熟字訓とは熟語に対して日本語の意味が通じる読み方で読ませたものです。

簡単にいってしまえば、一つの熟語に対して訓読みをしているということですね。

他にも今日(きょう)明日(あした)昨日(きのう)等様々な熟字訓があります。

「硫黄」の意味

意味

硫黄とは、「非金属元素の一種で元素記号S」のことを指します。

火山性ガスにある二酸化硫黄と硫化水素とが冷却されることで生成されます

このことから温泉地などに行くと、特有のニオイがすることもあります。

鹿児島県の火山島・硫黄島でも有名ですね。

硫黄の使用例としては「この温泉街は硫黄特有のニオイがする」などがあります。

まとめ

まとめ
  • 硫黄の読み方は「いおう」が正しい。
  • 硫黄を「りゅうき」と読むのは間違い。
  • 硫黄とは、「非金属元素の一種で元素記号S」の意である。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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