吉凶の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
吉凶
【読み方】
きっきょう
【意味】
縁起のよいことと悪いこと。吉と凶。運や縁起のよしあし。
吉ってのは、うまくいくことや良いこと。凶ってのは、うまくないことや悪いこと。運がいいか悪いか、そんなことを言うんやな。
【語源・由来】
吉と凶の意。
【類義語】
慶弔、禍福
吉凶(きっきょう)の解説
「吉凶」という言葉は、運や縁起、つまり未来の出来事が良い結果になるか悪い結果になるかを表す言葉なんだよ。
たとえばね、人生の中で特に重要な時期や選択のことを「吉凶の分かれ道」というんだ。これは、その選択や時期によって、人生が大きく良い方向に進むか、それとも悪い方向に進むかが決まるという意味だよ。たとえば、大学の進学先の選択や結婚のパートナーの選択など、一度決めたら後戻りが難しいような大きな選択は「吉凶の分かれ道」と言えるかもしれないね。
また、昔の人々は、未来に何が起こるかを知りたくて、「吉凶を占う」と言って、占いをしたものなんだ。これは、大切な選択をする時や、大事な決断をしなくちゃいけない時に、どちらの選択が「吉」として幸運をもたらすのか、逆に「凶」として困難や問題をもたらすのかを知りたかったからだよ。
だから、「吉凶」という言葉は、未来が良い結果になる「吉」や悪い結果になる「凶」、つまり運命や縁起の良し悪しを表しているんだね。
吉凶(きっきょう)の使い方
吉凶(きっきょう)の例文
- おみくじで吉凶を占う。
- 吉凶は糾える縄の如し。
- 吉凶は人によりて、日によらず。
- 亀の甲羅を割って吉凶を占う。
- 土地を購入する前に、その土地の吉凶をみる。
吉凶の文学作品などの用例
「吉凶禍福」とは?
「吉凶」を用いた語に「吉凶禍福(きっきょうかふく)」があります。
「吉凶禍福」は、めでたいことと不吉なこと、また、幸いとわざわいという意味です。
吉凶は、吉(良いこと)と凶(悪いこと)を表し、禍福は、福(幸い)と禍(わざわい)を表す。生活の中で起こるさまざまな出来事や状況をこの言葉で表現するんだ。
良いことがあったり、逆に悪いことがあったり、そんな生きてる中でのできごと全部をこの一言で言うんやな。なんか、人生の中のいろんな出来事や経験をバランスよく表してる感じがするわ。
【例文】
- 大昔の人は、星を吉凶禍福の標と信じていた。
- その神社には、持った時の軽重で吉凶禍福を占う石がある。
吉は良い運や良い縁起を、凶は悪い運や悪い縁起を意味しているんだ。