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「早速」の意味と使い方や例文!「早速のご返信」は目上にも使える?(類義語)

【二字熟語】
早速

【読み方】
さっそく

【意味】
(名)すみやかなさま。急なさま。転じて、機転のきくさま。
(副)すぐに。すみやかに。

【語源・由来】
「早」も「速」も「はやい。すみやか。すぐ。」

【類義語】
早々、迅速、取り急ぎ、早急

「早速のご返信」は目上にも使える?

仕事上のメールで、「早速」は「早速のご返信」という形で使われます。

早速のご返信」は、「すみやかな返事」という意味です。

早速のご返信ありがとうございます。」のように、丁寧な文章で目上の人に対して使うことが可能です。

むしろ、目上の人からすぐに返信が届いた時には、「早速のご返信をありがとうございます。」と感謝の気持ちを送った方がいいでしょう。

「早々のご返信」は目上の人には失礼?

また、同じような表現に「早々のご返信ありがとうございます。」がありますが、「早々」は目上の人に対して使うのは失礼にあたります。

早々」の意味
①急いでするさま。(例:早々に立ち去る。)
②(多くほかの語について)それが実現してすぐ。(例:入社早々)

早々」には急いで粗略なというニュアンスが含まれるため、目上の人に対して使うことはできません。使うのであれば対等の立場の人に対して使いましょう。

早速(さっそく)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは旅行にいったの?
健太
感染症が収束して緊急事態宣言が解除されたから、早速旅行に行ったよ。
ともこ
このまま終息に向かうと良いわね。
健太
そうだね。

早速(さっそく)の例文

  1. 早速手紙の返事を書いた。
  2. 早速仕事にとりかかる。
  3. 早速申し込みました。
  4. 言われたとおりに早速やってみました。
  5. 早速ですが、本題に入りたいと思います。