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「野望」の意味と使い方や例文!「野心」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
野望

【読み方】
やぼう

【意味】
分不相応な望み。また、身の程を知らない大それた野心。

【語源・由来】
「野」は「むきだしの。」
「望」は「まちのぞむ。願う。のぞみ。」

【類義語】
野心

【対義語】
忠義

野望(やぼう)の使い方

健太
信長には天下を取るという野望があったんだよね。
ともこ
天下統一まであと一歩だったのよね。
健太
悔しかっただろうね。
ともこ
武士は潔い人種だから、そうでもないかもしれないわよ。

野望(やぼう)の例文

  1. 世界征服という大きな野望を抱いている。
  2. 会社を乗っ取るという野望に燃えている。
  3. 健太くんの野望をくじく。
  4. 政界進出の野望を果たした。
  5. サッカー選手になって世界で活躍したいという野望を抱いている。

「野望」と「野心」の違いは?

野望」に似ている語に「野心(やしん)」があります。

野心」は、
①ひそかに抱く、大きな望み。また、身分不相応のよくない望み。野望。
②新しいことに取り組もうとする気持ち。
③野生の動物が人に馴れずに歯向かうように、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心。

という意味です。

野望」も「野心」も、「ひそかに抱く大きな望み。大それた望み。」という意味です。

しかし「野心」には、新しい大胆な試みに取り組もうとする気持ちや野生の動物が人に馴れずに歯向かうように、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心をいう意味がありますが、「野望」にその意味はありません。

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