厚顔の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
厚顔
【読み方】
こうがん
【意味】
面の皮のあついこと。恥知らずでずうずうしいこと。また、そのさま。鉄面皮。
どんなときでもビクともせんっていうのは、ある意味、すごい才能やけど、あんまり褒められたもんじゃないってわけやな。ずうずうしさもほどほどにせなあかんってことやね。
【語源・由来】
面の皮の厚いこと
【類義語】
鉄面皮、厚かましい
厚顔(こうがん)の解説
「厚顔」という言葉はね、文字通りには「顔の皮が厚い」という意味だけど、これは、実際の肌の厚さを言っているわけじゃなく、恥知らずで、すごくずうずうしいことを指しているんだよ。
たとえばね、「厚顔な人」って言ったら、自分が間違ったことをしていても、全然恥ずかしくないとか、平気でずうずうしいことをする人のことを言っているんだ。例えば、他人からの批判や非難を全く気にせず、自分が正しいと信じる道を突き進むような人を指すんだよ。これには、自分の行動が他人にどのような影響を与えるかを考えず、自己中心的な振る舞いをすることも含まれるんだ。
また、「腹にすえかねるくらい厚顔だ」という表現は、ある人のずうずうしさが極限に達していて、周囲の人がそれをもはや我慢できない、という状況を強調しているんだ。この言い方は、その人の行動や態度があまりにも行き過ぎていて、周りの人々がそれを容認できないという強い感情を伝えているよ。
そしてね、「厚顔」から派生した言葉に「こうがんさ」というのがあるんだ。「こうがんさ」っていうのは名詞で、「厚顔」の性質や状態を表す言葉だよ。つまり、人がどれだけずうずうしいか、その度合いを示す時に使うんだね。
だから、「厚顔」という言葉は、恥を知らずにずうずうしく振る舞うことを表しているんだね。
厚顔(こうがん)の使い方
厚顔(こうがん)の例文
- 厚顔な政治家が多いが、厚顔じゃないと政治家はできないのかもしれない。
- 健太くんの厚顔さに我慢ならない。
- 厚顔無恥な態度に腹が立つ。
- 健太くんのような厚顔無恥な男とは口をききたくない。
- この大学には厚顔無恥な学生が多い。
厚顔の文学作品などの用例
「厚顔無恥」とは?
「厚顔」を用いた表現に「厚顔無恥」があります。
「厚顔無恥」とは、「ずうずうしくて恥知らずなこと。また、そのさま。無恥厚顔。」という意味です。
自分の行動が周囲にどんな影響を与えているのか考えず、平気で図太い態度をとることを意味しているよ。
まるで、自分が世界の中心やと思ってるかのようにね。恥ずかしいことを恥ずかしいとも思わず、顔色一つ変えずにやるから、「厚顔無恥」って言われるんやな。あんた、そんなんでええんかい!って話やね。
【類義語】
・寡廉鮮恥(かれんせんち)
・傍若無人(ぼうじゃくぶじん)
・唯我独尊(ゆいがどくそん)
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つまり、図々しくて、何をされても平気な人のことを言うんだ。