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「刻限」の意味と使い方や例文!「時間」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
刻限

【読み方】
こくげん

【意味】
①定められた時刻。定刻。
②とき。時刻。

【語源・由来】
「刻」は「時間。」
「限」は「区切り。かぎり。」

【類義語】
定刻、時刻

【対義語】
永遠

刻限(こくげん)の使い方

ともこ
もう家に帰る刻限だわ。
健太
のんびりしすぎちゃったね。
ともこ
急いで帰らないと怒られてしまう。
健太
近道を通って急いで帰ろう。

刻限(こくげん)の例文

  1. 約束の刻限はとっくに過ぎている。
  2. 刻限を過ぎても学校に残っている生徒に帰宅するよう注意した。
  3. 船が出る刻限が過ぎても出発する気配がなかった。
  4. 今は、一日で一番客が少ない刻限だ。
  5. ソーシャルディスタンスのために、人がいない刻限を狙って行く。

「刻限」と「時間」の違いは?

刻限」に似ている語に「時間(じかん)」があります。

時間」は
①ある時刻と他の時刻との間の長さ。ある長さをもつ時。
②時の流れの中の、ある一点。時刻。とき。
③時の長さを数える単位。時 (じ) 。
④授業や勤務など、ある一定の区切られた長さの時。
⑤哲学で、空間とともにあらゆる事象の最も基底的、普遍的な存在形式。また出来事が継起する形式。過去・現在・未来の三様態をもち、常に一方向に経過し、非可逆的である。近世以降の哲学的時間論では、空間とともに現象を構成する直観の先天的形式(カント)、意識の創造性を担う純粋持続(ベルクソン)、意識における広がりのある今の継起たる現象学的時間(フッサール)など特色あるものが出されている。→空間
⑥現象が経過していく前後関係を明示するための変数。古典力学では空間に対する独立した変数と見なされたが、相対性理論では空間とともに四次元の世界をつくるとされる。

という意味です。

刻限」も「時間」も時刻という意味は同じです。

しかし「刻限」は、主に定められた時間という意味で使われる点が「時間」と違います。