悪計の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
悪計
【読み方】
あっけい
【意味】
邪悪な計略。奸計 (かんけい) 。わるだくみ。
なるほどな。それはつまり、「他人をだましたり、自分だけ得するために企む悪い考え」ってことやな。
正直な方法で物事を進めずに、こっそりと悪いことを考えて行動するわけや。こういうことは、絶対にあかんな!
【語源・由来】
「悪」は「正しくない。わるいこと。」
「計」は「企てる。はかりごと。」
【類義語】
奸計
【対義語】
良計
悪計(あっけい)の解説
カンタン!解説
「悪計」っていう言葉はね、何かをするために考えた計画が、ちょっと悪いことやダメなことをするための計画、つまり、ずるいやり方やいたずらっぽい考え方を指すんだよ。ちょっと他の人を困らせるようなことを考えるときに使われることが多いんだ。
例えばね、「悪計をめぐらす」っていう表現は、ちょっと悪いことやダメなことをするために、どうしたらうまく行くかを考えたり、計画を立てることを指すんだよ。
だから、「彼は悪計をめぐらして、先生の机の中に虫を入れた」っていう文は、「彼はちょっと悪戯をするために、どうすれば先生を驚かせられるかを考えて、先生の机の中に虫を入れることを思いついた」っていう意味になるんだね。
悪計(あっけい)の使い方
健太くん。また悪計をめぐらしていたでしょう。
何でともこちゃんにはばれるんだろうね。
奸智悪計にばかり長けて、成績はさっぱりなんだからびっくりよね。
ともこちゃんにかかると、学園の番長と恐れられる僕も形無しだよね。
悪計(あっけい)の例文
- われらの悪計は、ことごとく破れ果てた。
- 悪計は、往々にして露顕するものである。
- 健太くんは根っからの悪人だから、どんな悪計をめぐらしているか分からない。
- 念の入った悪計だったので、ともこちゃんほどの人でも免れられなかった。
- 悪計がばれているとも知らず、健太くんはほくそ笑んでいる。
「悪計を看破する」とは?
「悪計」を用いた表現の一つに「悪計を看破する」があります。
「悪計を看破する」の「看破(かんぱ)する」とは、「見やぶる。物事の真相や裏面を見抜く。」という意味です。
「悪計を看破する」とは、わるだくみを見やぶることをいいます。
「悪計を看破する」という表現は、他人の不正な計画や意図を見抜く、つまりその真実を理解することを言うんだよ。
ああ、それはつまり、「ワルイことを企んでるやつの考えを見抜く」っていう意味やな。
人の裏をかいた思惑をバッチリ理解するんやな。これは、ケンカではなく頭脳戦でも勝てるように、人の心の中を理解する力が大事ってことを教えてくれてるんやな。
【例文】
- ともこちゃんは、一見して健太くんの悪計を看破した
- 悪計をめぐらす健太くんの様子から、悪計を看破した。
他人をだますためや自分の利益のために、正当な手段を逸脱した計画を立てることをいうんだ。