安危の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
安危
【読み方】
あんき
【意味】
安全であるか危険であるかということ。
「安危」という言葉は、安全か危険か、つまり、事態が平穏であるか、それとも危険な状況にあるかを表す言葉なんだ。
なるほどな、そやから「安危」ってのは、「安全なんか、それとも危険な状態になっとるんか」っていう意味があるんやな。
何かあった時に、それが大丈夫な事やったのか、それともヤバイ状態になっとるんかを表す言葉なんやな。
【語源・由来】
安全と危険の意。
【類義語】
安否、死活、存亡の機、興廃
安危(あんき)の解説
カンタン!解説
「安危」っていう言葉はね、ものごとが安全な状態なのか、それとも危険な状態なのかを表すんだ。
例えば、「一国の安危にかかわる重大事」っていう時、それはその重大な出来事が国全体が安全に過ごせるか、それとも危険な状況になるか、つまりその国の運命がその出来事にかかっているということを表しているんだよ。
また、「彼の安危が気になる」って言う時は、その人が大丈夫なのか、何か危険な状況にあるのか心配だって意味になるよ。
だから、「安危」って言葉は、何かが安全か危険かを示す時に使うんだね。
安危(あんき)の使い方
この国は、安危の分かれる、未曽有の危機に直面しているね。
戦争は嫌だわ。
国民のほとんどがそう願っているよ。両国の交渉がまとまることを信じよう。
目が覚めた時、再び平穏な日々が戻ってきていますように。
安危(あんき)の例文
- 一国の将来の安危に関わる政策を議論しています。
- 首相がテロリストに暗殺されるとは、この国の安危に関わる大事件だ。
- 国の安危に関わるデリケートな問題です。
- 四海の安危は掌の内に照らし、百王の理乱は心の中に懸けたり(白居易)
- 百王治天の安危を勘(かんが)へて(太平記・6)
安危の文学作品などの用例
- ・・・違うばかりか、一国の安危にも関る訣である。そこで代官は一月ばかり・・・ 芥川竜之介「おぎん」
- ・・・しかし一身の安危などは上帝の意志に任せてあるのか、やはり微笑を浮・・・ 芥川竜之介「少年」
- ・・・時間を無事に保たば、安危の間を駛する観音丸は、恙なく直江津に着す・・・ 泉鏡花「取舵」