火急の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
火急
【読み方】
かきゅう
【意味】
火のついたように、さし迫った状態にあること。また、そのさま。緊急。
ほう、それはつまり「ものすごく急ぎで、待ってられへん」みたいな感じやな。
火がついたようにピリピリと緊張感があって、待ってる場合じゃない、という状態を言うんやな。
【語源・由来】
火が燃え広がるように差し迫っている意。
【類義語】
急、危急
【対義語】
不急
火急(かきゅう)の解説
カンタン!解説
「火急」という言葉は、火がついた時のように、とても急ぎで、今すぐに対応しないといけない、という状態や事態を指すんだよ。
たとえばね、コンロに火をつけて、忘れてそのままにしてしまったら、すぐに火を消さないと大変なことになるよね。それくらい、大至急、今すぐに何かをしないといけないような状態を指すのが「火急」っていう言葉なんだ。
「火急な(の)用事」というのは、これはとても急いで対応しないといけない用事、つまり、待っていられない、今すぐにやらないと大変なことになるような事柄を言っているんだ。例えば、友達が急に具合が悪くなって、すぐに助けが必要な時や、大切な納期が迫っているプロジェクトなど、時間が許さない、急を要する事態を表現するのに使われることが多いよ。
だから、「火急」という言葉は、非常に急いで、すぐに対応しないといけないような状況や事柄を指しているんだね。
火急(かきゅう)の使い方
健太くん。今すぐ起きて。
何?今日は休みなんだからもう少し寝かせてくれる?
火急の用よ。すぐに起きて。
緊急事態なんだね。今すぐ起きるよ。
火急(かきゅう)の例文
- 健太くんには、優先すべき火急の任務があるはずだ。
- 火急に金が必要だという電話がかかってきても、すぐに振り込まないでください。
- 火急の際に、その人の本質が分かるというものだ。
- 火急に何か知らせなければならないことがあるようだ。
- 夜中に訪ねてくるから火急の要件かと思ったよ。
火急の文学作品などの用例
「火急の用」とは?
「火急」は、「火急の用(かきゅうのよう)」という表現で使われることがあります。
「火急の用」は、切迫した用事という意味です。
「火急の用」という表現は、とても緊急や切迫している事柄や用事を指すんだよ。
つまり、すぐに行動が求められるような、待っていられない事態や状況を表しているんだ。
ああ、そういうことか。つまり、「火急の用」っていうのは、ものすごく急がなあかん事や、待ってる時間がないような大急ぎの用事のことを言うんやな。
例えば、火事の時みたいに、すぐに対応しなあかん時のことやな。
【例文】
- 火急の用以外は、休日に電話をしないでくれ。
- 火急の用で社に呼び戻されました。
- 火急の用の場合は、携帯電話で呼び出してください。
つまり、何かが急に、すぐに必要だということを意味しているんだ。